九州大学 大学院工学研究院 材料工学部門
Electrochemistry for Materials Processing
Nakano Lab.

電気化学に立脚したプロセス技術開発
   ~めっき・非鉄金属製錬・都市鉱山リサイクルの革新に向けて~

 中野研究室では、電気化学現象の徹底的な理解と、それに基づいた未来社会のための新規プロセス技術の創出を目指しています。
 電気化学は、酸化還元反応とそれに付随する物質移動などの諸現象を扱う応用範囲の広い学問です。その応用範囲は極めて広く、めっきや電池、腐食、元素の分離精製プロセスなどの理解と制御の基盤となっています。本研究室では、電気化学の基礎に立脚し、機能性薄膜の湿式めっきプロセスや、亜鉛・銅・ニッケルの電解製錬、硫化鉱物のウェットプロセッシング、都市鉱山のリサイクルプロセスに関して、鍵となる反応現象の徹底的な理解と、それに基づく高効率・環境調和型技術の創出に取り組んでいます。

TOPICS

セミナーの開催

第3回のアルケミストセミナーが開催されました。本セミナーは、中野研が所属する冶金物理化学講座が主催した会です。これから進路を考える学生を対象として、多様な生き方と可能性を知っていただく場として企画しています。 アルケミス …

学生の発表

九州産業大学で開催された西日本腐蝕防蝕研究会第207回例会にて以下の発表を行いました。 「硫化物イオン含有アルカリ浴からのアンチモンの電析挙動に関する基礎研究」(口頭発表) B4 田中 浩陽, 髙野 智暉, 谷ノ内 勇樹 …

新メンバー

研究室に新しいメンバーが加わりました。 受託研究員 西田 拓翔(株式会社アステック入江)

依頼講演

東京大学生産技術研究所で開催された第53回溶融塩化学講習会「溶融塩を用いる非鉄金属製造の最前線」にて谷ノ内 勇樹 准教授が以下の依頼講演を行いました。 「高温の塩を用いた白金族金属の分離抽出技術」

原著論文(オープンアクセス)

金属ロジウムやその酸化物の塩化技術に関する以下の論文が公開されました。オープンアクセスです。 “High-Temperature Chlorination of Rhodium Using Alkali-Metal an …

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