当研究室の先代PI 福島 久哲 先生から、研究室の新たな門出へのお祝いをいただきました。
福島 久哲 名誉教授 プロフィール
1946年(昭和21年)長崎県島原市生まれ。1969年に九州大学 工学部 鉄鋼冶金科を卒業後、同大学院 冶金学専攻 修士課程に進学し、1971年に修士号を取得。引き続き同大学院博士課程に進学し、ニッケル・モリブデン誘導型合金電着機構に関する研究で1977年に博士号を取得。1974年九州大学 工学部講師、1977年同助教授、1986年ベルリン工科大学留学、1989年九州大学 工学部教授に昇任し2010年に定年退職するまでの間、合金電析における変則型共析及び誘導型共析メカニズムを解明し、合金電析による表面改質や金属の電解製錬の分野において顕著な業績を挙げるとともに、材料電気化学の発展に尽力した。その先駆的な研究成果に対し鉄鋼協会学術貢献賞、表面技術協会協会賞、資源素材学会学術功績賞を始め関連学協会から論文賞を含め多数の賞が授与されている。また学協会においては、表面技術協会副会長、資源素材学会副会長などを歴任しその発展に寄与された。